最近は相も変わらず日本画制作・学校関係の仕事・絵画教室の仕事と残りわずかとなった新聞小説の挿絵の作画と慌ただしい毎日を送らせて頂いております(笑)本日も午前・午後と「鶴岡教室」、その後山形のアトリエに戻って夕方・夜にわたっての2教室…。有難い事なのですが本当に忙しいです…(笑)
先日、とある美術ジャンルのプロ志望の方より教室受講へのお問い合わせを頂きまして…。『正直にプロって厳しいですよ!!』との返答をしてしまいました…。といいますのも、私が学んでいた美術大学でも1学年(専科)30人程いて今現在(大学卒業後十数年ですが…)、どうにか作品を制作し世の中に発表出来ているのは私を含めて数人というのが現実なのです…。
(全国の美大でも良くて5%以下位しかその道でやって行けていないのが現実です…。それだけ厳しい世界なのです…)
勿論、現在指導している小学生・中学生・高校生でその道を目指している子たちは別です。これから基礎力を養い、将来的にそれ相応の学校で専門知識を磨いていくのですから。
ただし、一般の受講生にはそのことはなかなか当てはまりません…。
私自身現実を知ってしまっている上、プロの厳しさも体感しているので月2回の教室ごときでプロになりたいという受講希望者に『どうぞお越しください。』などと言える訳もなく…。それは私自身の責任を持った対応と考えます。
自分で言うのも変な話なのですが月2回程の「絵画教室」でプロになれるのでしたら皆なれているかと…思います。
厳しい事を言ってしまいましたが、でもそれが現実なのです。
すみません…プロってそんなに甘くないかも…。個人的な意見ですが。