アートスタジオKUWA房

日本画作家 桑原武史の「自身の制作」と「絵画教室の開催」ご案内

TEL.023-623-5205


〒990-0052 山形県山形市円応寺町10-13

08月

【教室通信】「個人指導の意義」

当工房で開催しております絵画教室は【こども絵画教室】も大人の教室も個人指導を基本に指導しております。
全国的にも絵画教室の個人指導というのは珍しらしいようで、たまに東京など他県の出版社やweb会社の方より『全国の習いもの特集』などの取材依頼などを頂く事がございますが、なにしろ個人指導の為にコマ(受講予約日程)に限りがある事や『隠れ家的絵画教室』とうたっている手前もございまして、何様でも無いのですがその手の取材は全てお断りをさせて頂いております…(※出版社によっては特別受講クーポン券作成のご相談も頂く事があります…)
私自身はこじんまりでいいので自分の出来る範囲で無理なく充実した指導をする事を大切にして、本当に真剣に楽しんで個人での受講を希望されている方のみ受講をして頂ければいいと思っております。

一部の受講生の方やキャンセル待ちの方より
「複数(集団)指導でも構いませんよ」
とのお声を頂く事もございます。そのお言葉は本当に有難いお声です。
多くの絵画教室では最初は個人指導をうたっていても様々な理由で複数教室へ変更していく教室が多いのも事実です。それはそれで色々な事情や考え方がございますので私がとやかく言う事では御座いません。
ただし、中学校や高等学校などの集団での授業をさせて頂いております私が、
『あえて、集団指導では出来ない個々の受講生の理解度や進度に合わせての指導が出来れば』との想いで
現在まで10数年間、個人指導という事にこだわり、その点はぶれずに指導をさせて頂いております。
もちろん集団教室には
・周りの受講生と意見交換をする事が出来たり、作品を見ることが出来る
などの個人指導には無い良さもあるのも事実です。
が…そのことを理解した上で、あえて個人指導にしかできない事にこだわって指導をさせて頂いております。
また…
・じっくりと自分のペースで習得したい事を学びたい
・親子/兄弟/姉妹/仲の良い友人などで、気兼ねなく和気あいあいと楽しんで受講したい
 (※希望により上記の場合に限り少数指導をさせて頂いております)

・習っている事を秘密にして受講したい
・複数での受講は苦手なので個人で受講したい(人付き合いが得意ではない方など…)
さまざまな理由で個人指導の教室を受講をされている方がいらっしゃるのも事実です。
当工房で開催しております「絵画教室」は、それぞれの目的・理由で受講をして貰って構わないと思っております。

キャンセル待ちの方には大変ご迷惑をお掛けしてしまったり日程的にも制限がございますが、何卒ご理解を戴きたくお願い申し上げます。

【教室通信】受講生の個展情報

日本画を学びに受講されている方が個展を開催します。
この受講生は長きにわたって日本画の創作活動をされており【新興美術院会員】【山形県美術連盟会員】【山形県展無鑑査】などの実績がある方です。
今まで山形市で数回個展を開催されていますが東京で個展を開催するのは初めてとなります。
お近くへお出かけの際にはお立ち寄りいただき、ご高覧頂けますと幸いに存じます。

「~奥の細道紀行~ 佐藤一彦 日本画展」
◆会場 : Gallery 美庵
〒104-0061 東京都中央区銀座8丁目7-6 平つかビル5F
Tel/Fax 03-3537-8700

◆会期 : 2019年10月8日㈫~13日㈰ 11:00~18:00(最終日16:00まで)

「第61回こども県展」奨励賞受賞

「未来への願い」(部分)/ 中学校1年生 奨励賞受賞作品

「第61回 こども県展」で【こども絵画教室】の中学校1年生の受講生が『奨励賞』を受賞しました。

この作品は受講生本人が構想を考えた作品ですが、
その後の指導で構図上のアドバイスや
作品に深みと強さをだすために「点描」「にじみ」という手間のかかる難しい技法で制作をして貰いました。
もちろん月2回という限られた教室日程では完成が難しいという事もあって、自宅での制作も一生懸命にして貰い、途中段階では保護者の方に作品の写メを送ってもらっての指導をしながら完成をして貰いました。
その様な努力もあって約8.6倍という超難関の展覧会で『奨励賞』という評価・結果に繋がったのだと思っています。
(応募点数13,913点、入賞点数60点、入選点数1,550点 )
私も大変嬉しく思っております。

他に数名の受講生が入選をしましたが、入選をすることが出来なかった受講生を含めみんな一生懸命に制作をしていて素晴らしい作品に仕上がり、それぞれの受講生が表現力の向上に繋がったと思っております。
これからも表現することの楽しさを感じてもらいながら様々な技法や表現にチャレンジして素敵な作品を制作して行ってもらいたいと思います。

『第74回 山形県総合美術展・第61回 こども絵画展』
◆会場:山形美術館
◆会期:8月31日㈯~9月16日(祝・月)
(※その後、米沢・長井・寒河江・河北・村山・大石田・新庄・酒田・鶴岡 の山形県内9市町村巡回)

「再興第104回 院展」

「楽しい時間」 (225×180/㎝)

このたび下記の日程で開催されます「再興第104回 院展」『楽しい時間』という、
子ども達がカルタを楽しんでいる情景を描いた作品を出品する運びとなりました。
この作品は、私の工房で開催をしている【こども絵画教室】の受講生の子ども達やお母様に絵画モデルとして御協力を頂き作画をした作品です。
お近くにお越しの際には、ご高覧頂けますと幸いに存じます。

なお、今回の展覧会の巡回展として山形展も開催されますので、山形の皆様にもご高覧頂けますと幸いでございます。

「再興第104回 院展」(東京展)※その後、全国巡回
◆会期 : 令和元年9月1日㈰ ~ 9月16日(月・祝)
<※休館日:9月2日㈪>
午前9:30~午後4:30
最終日16日は正午までの入場、午後1時閉場
◆会場 : 上野 東京都美術館 (ロビー階 1・2・3・4展示室)
◆入場料: (税込)一般900円/70歳以上700円/大学生以下無料

 

「再興第104回 院展」(山形展)
◆会期 : 令和元年11月7日㈭~11月19日㈫
※詳細は後日ご連絡
◆会場 : 山形美術館
◆入場料: ※後日ご連絡

 

【教室通信】こども教室「夏休み作品」

今回【こども教室】の受講生が夏休みに頑張って制作した小学生の一部の作品を中心にアップしました。
学校の夏休みの図工の宿題の制作など、
どの作品も一生懸命に制作をしている事もあって素晴らしい作品に仕上がっています。

当教室の【こども教室】では個人指導をモットーとしている事もありまして以下のことを大切に指導をしております。
◆『何をどのように描きたいのか受講生本人と話し合いながら作画をしていく』
◆『想像力を育みながらも、出来る限り図鑑を見たり資料写真を準備して対象の観察をして作画をしてもらう』
◆『いろいろと面白い技法(テクニック)を体験してもらい作画に活かしてもらう』
◆『限られた教室時間内で、とにかく真剣に丁寧に制作をしてもらう』

「猛暑日と鰻」


昨日の山形は【高温注意】が気象庁より出るほどの猛暑日でした。

そのような中、毎年恒例の食品会社の知人の『土用丑の日』の売り上げノルマをお手伝いした鰻を食しました(笑)
今年注文した鰻は【静岡産うなぎ蒲焼き】です。本当に美味しく戴きました。

小・中・高校のみなさんは夏休みとはいえ、
私は「高校の部活の指導」や「絵画教室」、そして何より「出品画の追込み制作」と1番忙しい時期を過ごしております(笑)
私自身も皆さんも熱中症予防に努めましょう!!