11月より「受験生少数講座(4人制)」を開講する事もあり受験生についてのお問合せを頂く事もございまして、このたび当工房の受験生への対応についてのご説明をいたします。
工房で開催している絵画教室には美術系高校や美術系大学の進学を希望する受講生も通っていますが、あくまで予備校ではなく月2回の絵画教室のため独自の方針で指導をさせて頂いております。
通常の大手美術系予備校は現役生は月曜日から金曜日の17:00~20:00まで、浪人生は月曜日から金曜日の9:00~16:00まで毎日デッサン・静物着彩・人物着彩など受験の為の作画をして対策をしています。それほど美術系大学へ合格するという事は難しいという事です。もちろん月2回の教室だけでは到底合格レベルまで達する事は出来ません。
そこで工房で開催している絵画教室では
①志望高校、大学の入試の過去問から想定問題を作成してご自宅で制作をしてきてもらう
②受講時に制作してきた作品の講評・添削をして、修正や完成度をあげてもらう
ことを繰り返して受験へ向けて基礎力・対応力・技術力などをあげてもらうという方針で指導をしております。
つまり、ご自宅でいかに課題の制作をしてくるかにかかっているといっても過言ではありません。
とはいえ、月2回の「絵画教室」という当工房のシステム・指導方針では限界がございまして東京藝術大学のような難関美術系大学の合格は難しい為に対応を致し兼ねるというのが現実です。先にも記しましたが、難関美術系大学を志望される場合には美術系予備校に通うというのが現実的です。
もちろん出来る限りの指導をしておりますが、美術系大学受験の現実というものをご理解して頂いた上でのお申込みをいただきたくお願いいたします。
ご質問等ございましたらお問合せください。